現役の時は別の予備校に通っていました。高校3年生の時に獣医学科の推薦入試を受ける予定で獣医専門塾を探し、学校から近くて放課後に通いやすいのを理由に決めました。その時は獣進のことは知らなかったです。

推薦入試後は同じ予備校で学科試験対策を始めたのですが、私は生物が特に苦手で、現役の時に合格できなかったのは生物がネックだと感じていました。

春からも同じ予備校に通おうかとも思っていたところ、母が獣進を見つけてくれて、全教科を基礎から教えてくれることを知りました。朝から教室に行ってずっと勉強するなら家からの距離も気にしなくていいと思い、獣進に入塾することにしました。

模試を受けていると、伸びたことが実感できました。

最初は先生がおっしゃる目標点数に対して半分も取れていなかったのが、後半は届くようになってきて、科目別評定が今までEしかなかったのが、C・Bが取れるようになっていきました。先生がおっしゃる覚えるべきところを素直に言われた通り覚えていくと見事にはまりました！

実を言うと、始めた当初は不満で、周りには2月や3月は旅行に行ったりしている子もいたので、自分も4月から始めれば良くないかとは思いました。でも、今は先に始めていてよかったと思っています。

新大阪イベントで基礎1200のテストをしたとき、同じ問題なのに満点を取るのは難しいというのを実感し、復習を繰り返さないといけないという気持ちになりましたが、周りの子はまだ1周目も終わっていなくて復習に割く時間がないと焦っているのに対して、自分は余裕をもって復習に専念できたので、早く始めていてよかったと感じました。

2月は正直しんどかったです。でも、4月になって他の塾生が増えると、周りが頑張っていたら私も頑張ろうと刺激をもらえるので、教室で過ごすのも気にならなくなりました。私は家から教室まで45～50分かかるのもあって最初は9時ごろ帰宅していたのですが、寮生は10時まで残って頑張っていて、その1時間で差がついたら嫌だなと思って残れる日は残るようになりました。1時間頑張った達成感もありました。

予備校に通うのにサボるのもおかしな話なんですけど、私の場合はたぶんオンラインだとサボってしまったと思います。画面に手元は写していますが、画面に写らない部分で手を伸ばしてスマホを触ることもできてしまいますし。自分がだらけてしまうタイプだと分かっていたので、無理矢理勉強する環境に行かないとやる気も出ないし、メリハリもつけられない気がしたので、通塾にしました。

実際通塾してみて、監視の目があって絶対サボりようがないので、私には通塾が合っていたと思いました。

たまには休憩もしたいので自宅で勉強するのもいいと思いますし、実際お盆休みなどオンラインで自習したりもしましたが、教室で自習するのに比べると進みが悪かったです。日曜日もときどき友達と図書館に行ったりして勉強していました。

寝ることと、お昼休みに友達と話すと気分転換できました。オンライン受講だと休み時間は退出したりもするし、なかなか雑談はしにくいのですが、教室だと友達とお喋りしてリフレッシュできたのは良かったです。本当に周りの友達には助けられたと思っています。

獣医師にしかならないという人たちが集まっていて、同じところを目指してみんなで頑張ろうという精神がすごくいいなと思いました。大手予備校だといろんな学部を目指す人が集まっているし、あまり周りの人と話すこともなさそうだけれど、獣進はみんなで頑張ろうという雰囲気なので話し合ったりもしやすかったです。

私は自分から話しかけたり話題を提供したりするのは苦手なんですけど、先生が親しみやすい雰囲気で、先生の方から話しかけてくれるのでありがたかったです。先生方は褒めてくれるところは褒めてくれるし、できていないことは指摘してくれるので、メリハリがあって良かったです。